こんにちは。北畠です。

今日は「I.CEBERGって何なの?」にお答えします。

本題に入る前に少しだけ自己紹介を。

以前はスマイルが素敵な小売の会社でいろんなCMを作ったりしていました。その後WOWに入り(正確には「戻ってきて」なのですが、長くなるので端折ります、、、)現在WOWではクリエイティブディレクターをしています。

以前はロケものが多かったです。

各々が好き勝手やっているWOWってスタジオ、、、

偏向的で熱量がある、、、

そんなキャラクターをブーストさせることができないか。自分たちならではの方法で「つくる」ことと、その意味を研ぎ澄ませるにはどうするのがいいのか。それを突き詰めていくために二つのアプローチを取ることにしました。

① ものづくりに夢中になる状態をつくる

② 熱量を介して、ゆるやかにつながる

この2つを探究していくためにI.CEBERG(アイスバーグ)というチームを作りました。

それぞれを説明していきましょう。

① ものづくりに夢中になる状態をつくる

当たり前ですが、いいものをつくるには夢中にならなければなりません。この状態に入るには自分の中にある熱量の源泉に寄り添うのがいいはずです。言い換えるなら自分のフェチに従う、でしょうか。

ただ、言うは易し行うは難し、時間をかけて、手と頭を使って何かを作り続けないとその源泉は見つからないものです。

まだ自分でも自覚していない、夢中になるためのトリガーを探る—それを、体積の8~9割が海中に沈んで見えない氷山(英:アイスバーグ)に見立ててこのチーム名をつけました。

MAISON(所属するアーティストを僕らはこう呼びます)一人一人違ったベクトルで、そのトリガーを探す旅を手と頭を動かしながら実行しています。その時にどの表現手段を使うのかは限定していません。デジタルでもいいしタンジブルなものでもOKです。

各々の探索はI.CEBERGの各MAISONのページと、このJOURNALをチェックしてみてくださいね。

では次のポイント、いってみましょう。

② 熱量を介して、ゆるやかにつながる

それぞれのMAISONが作るモノや世界観を、僕らは「媒介」として捉えています。

熱量を持って生まれてきた世界、あるいはその熱量そのものを介して他者とゆるやかにつながっていく。そのための「媒介」です。

例を挙げて説明しますね。

曽根くんはオリジナルのキャラクターを軸にした世界観を作っています。彼は立体造形という彼にとって新しい領域にチャレンジしています。普段の仕事では接点がない領域に、彼の熱量で突っ込んでいっているわけです。

その先でどうなるかは彼も分かりませんし、僕も分かりません。上手くいくかもしれませんし、上手くいかないかもしれません。

でも、少なくともなんだかワクワクしませんか?突っ込んでいった先で新たな出会いがあるかもしれませんし、予想しなかったような何かに繋がるかもしれません。

それはきっと自分だけで閉じているよりずっと面白いことになるはずです。そのための「媒介」です。

もう一つ例を挙げてみましょう。

僕らI.CRBERGのMAISONたちは、2023年後半くらいから少しずつ作品を作ってきました。それをまとめたZINEを最近発売しました。

1冊づつ手製本しています

このZINEを刊行することができたのはアートディレクターの村上さん率いるデザインスタジオ、emuniさんの力が不可欠でした。emuniさんはI.CRBERGのVIデザインからお世話になっている、僕らは足を向けて寝れない方々です。今回のZINEではデザインと編集をしていただいています。

デザインは完全にお任せでしたが、めちゃめちゃ遊んでいただいたおかげでこんな素敵な一冊になりました。

つくる、という熱量を共有すると、自分たちだけでは辿り着けないような面白いものが出来上がる、まさしくI.CEBERGの目指しているものが結実しています。

どうでしょうか、少しI.CEBERGの輪郭が見えましたか?

つくることへの熱量で広がっていく、それがI.CEBERGです。

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